ベンチマーキング 他社の分析を改善に生かす

ベンチマーキング

地元で生き残るためには、オンリーワン企業になるか、あるいは業界のナンバーワン企業になるかどちらかしか道はありません。特にナンバーワン企業への道は険しく、方法を見つけるのが難しいといえます。そこで今回は、そのヒントになるかと思い、ベンチマーキングについて書きます。

ベンチマークは、もともと土地の高低を測量する際の標高の基準点を意味する言葉です。この言葉が企業経営に関して用いられる場合ベンチマークとなる基準点は、他社が遂行している世界最高水準の経営行動(ベンチプラクティス)となります。経営者はこのベストプラクティスを目指し、自社のやり方と比較して、そのギャップを埋めるべく継続的に改善活動を行うことが必要になります。すなわち、他社のベストプラクティスを分析、学習し、導入することによって自社のやり方を継続的に改善。結果的に自社をベストにする一·連のプロセスがベンチーマキングです。

ベンチマーキングの優良事例としては、米国ゼネラル・エレクトリック社の全社改革が有名です。1 9 8 0年代に、最高経営責任者(CEO)のジャック・ウエルチのリーダーシップの下、世界一流の効率性を有する日米欧の製造業を訪問、各社の取り組みを分析して、自社への取り込みを試みました。最終的には、同社の生産性の飛躍的な改善に貢献しました。

十勝においてもベンチマークとなるような企業が幾つもあります。そのような企業は、会社訪問や工場見学あるいは経営者の話を聞いただけでも発見できます。なお、ベンチマーキングの特徴は対象企業の業界を問わないことです。他業種の企業であっても(どちらかというと他業種の企業ほど)積極的にベンチマークする必要があります。

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